Y.K君のお母様
Y.K君のお母様からの推薦文です。
合格校:慶應中等部・青山学院・栄東(難関)・広尾学園小石川
加藤先生の存在を知ったのは、もう直前期となる10月のことでした。
先生との出逢いがなければ、我が家の悲願の難関校合格は夢と消えていたでしょう。
今思い返しても、火事場のバカ力ならぬ、直前期の親バカの力とは凄いものだと思いますが、それに最後の最後まで全力で付き合って下さった加藤先生のような方はこのご時世、探しても他にいないのではないでしょうか。。
息子は都内の私立小学校に通っており、早くから中学受験を考えていました。
3年の夏に早稲田アカデミーに入塾するも、好きな科目しかしない、暗記は嫌い、宿題もやらないという状態で、共働きで子供任せにしていた我が家では成績はY偏差値50そこそこと、冴えない成績でした。
それでも算数でときおり見せる才能の片鱗を親バカですが私は見逃さず、早稲アカの面談での「まあ、中堅校なら大丈夫じゃないですか」という言葉に、いや、そうじゃない、ちゃんとやればこの子はできると奮起し5年の初めに、サピックスへ転塾、同時に初めて家庭教師を依頼しました。
サピックスでは偏差値45からのスタートでしたが、家庭教師の先生が算数中心に教えていたうえ元々得意だったこともあり、算数だけは面白いように伸びていき、S70を超えるようになりました。
ところが苦手科目こそ補強して欲しいのに算数ばかりを教えるため、算数と苦手科目(国語・理科)の偏差値の乖離が30をこえるようになっていき、難関校まではあと一息足りない、という成績がずっと続きました。
どうやら算数以外は苦手の先生だったようなのです。
息子も先生も苦手な理科に至っては「諦めてください」とまさかの言葉。
塾の先生も、家庭教師も「この子にはこの学校が合っている」「必ず合格させてあげます」といった具体的な指導・言葉をいただけなかったため私は孤軍奮闘、一人で抱え込み悩む日が続きました。
夏になり、志望校については、息子が幼いころから(私が)憧れた早慶付属、特に早稲田の付属校を強く志望し、夏期講習も早稲田系コースを選び往復3時間以上の遠い距離を母子で頑張って通いました。
しかしながら、成績はやはり「あと一息」。私は焦り、早稲アカのNNの併用を考え、オープンテストを受験したのですが、まさかの入室資格落ち・・・。
深夜の1時過ぎに、涙ながらに「NN 早大学院 落ちた」で検索・・・今思い返しても切ない行動ですが、そこで辿り着いたのが加藤先生のHPでした。
私はさっそく無料体験を申し込みました。驚くことに翌朝すぐに返事を下さり、直前期も押し迫った10月に、すぐに我が家に来ていただくことになりました。
息子は算数は得意なのに、理科の暗記科目が大の苦手で、難関校志望ととは思えないほど基礎がガタガタの状態でしたが、加藤先生は体験授業で息子を見て、「確かに酷いですが、この子は頭がいい。絶対に難関校に入れてあげた方が良い。理科は、僕が責任をもって仕上げます」と、大変心強い言葉をくださいました。
そうはいっても、あと3か月しかありません。
加藤先生は息子以外にも、私と同じようにNN落ちして辿り着いたご家庭など多くの生徒さんを抱えており、スケジュールがびっしりでした。
そこを、何とか各ご家庭に交渉してくださり、我が家にも通っていただき、息子も、小金井の先生の塾に行けるときには行かせていただくようにしました。
しかしながら息子はムラのある性格でやる気がない日はさっぱりだったので、予定どおりに全く進みません。
私は半ばあきらめかけていましたが、加藤先生だけは「あの子は頭がいい、ちゃんと難関校に合格する。僕は信じますよ」と最後まで言ってくださいました。
志望校は迷いに迷ったのですが、早大学院に今一つ自信が持てず、また、父親が共学に強いこだわりを持っていたため、最終的には早実に変更、早実合格を目指し必死に頑張りました。
そして受験当日。
2月1日、コロナの影響で本当は塾の先生は来られないのですが、「散歩に来ただけだから!」ということで、国分寺まで激励に来てくださいました。どんなに心強かったことでしょう。
試験が終わり出てきた息子は「出し切った」と一言。
早実合格を祈りながら、午後の広尾学園小石川、翌日の青山学院、3日の慶應中等部と受験を続けました。
青山学院では「理科で、加藤先生に教えてもらった植物がまんま出た!」と自信たっぷり。結果は広尾学園小石川(後から知ると志願倍率32倍でした)と共に合格。
慶應中等部の入試直後は、いよいよ早実の合格発表です。
慶應通り商店街の個室の焼肉屋に入って、息子と二人で祈る思いでスマホで結果を確認しました。
息子が自分で受験番号を入力すると、まさかの不合格。
加藤先生のお陰で、最後は模試でも80%判定連発、過去問も合格者平均を超えていたのに、、私にとっては信じられない結果でした。(加藤先生は、模試も過去問も全く関係ない、と常日頃おっしゃっています)
青山学院もとても良い学校ですが、私の、一人息子を早慶に入れるという悲願はここで終わったように思いました。80%が落ちて、50%の慶應中等部なんて受かるわけない、そう思いました。
ところが加藤先生は「まだ中等部がある!」
正直、この時は先生の言葉さえも信じられなくなっており、翌日の中等部の合格発表も、もう仕事に戻っていて時間に遅れて確認したのですが、これがまさかの合格でした!!!
すぐに先生に連絡、その日のうちに先生は我が家に来てくださり、主人・私・息子3人へ面接指導をしてくださいました。
詳細は企業秘密?のためここには記せませんが、この特別指導がなければ、我が家は二次試験に合格することはなかったでしょう。
慶應の面接で求められていることと逆の準備をしていたからです。
そして、私の不安をよそに、加藤先生の宣言どおり息子は慶應中等部に晴れて合格を果たしました。
先生曰く、最初から、早実はちょっと厳しいかもしれないと思っていたが、慶應は行けるとわかっていた。
慶應の方が合っていると最初から思っていたが、ご家庭の希望を優先した、とのことでした。
実は、小学校受験でも慶應残念で、まさに家運を賭けたチャレンジだったのです。
加藤先生との出逢いで、息子の一生は変わりました。
先生からは、勉強だけでなく、親としての心構えや、息子の人としての在り方、振る舞い、生活指導までしていただき、言葉にできない程に感謝しております。
昨日、夢にまで見た慶應の制服に袖を通し、採寸してきました。
暗い雰囲気となっていた家庭が笑顔になりました。
マイペースな息子も、今になって、慶應に入れたことがどれだけありがたいことなのか気づいたようで、毎日「オレ、幸せだなあ。先生ありがとう、母ちゃんありがとう」と言い続けています。
加藤先生、本当にありがとうございました。
進学してからも末永く息子の成長を見守って下さい。
追記:
「最初から自分が見てあげていれば、開成でも灘でも行ける子」
まったく信じていませんでしたが、今は(僭越ながら)そう思います。
つまり、いくら敏腕の加藤先生でも、直前に来られても時間が無さすぎてどうにもならないのが現実です。
我が家のような直前期の飛び込みではなく、早くから加藤先生に習うことを強くお勧めします。