T.M君のお母様

T.M君のお母様からの推薦文です。
合格校:早稲田・立教新座・栄東(東大選抜)

『君、開成は難しいかもしれないけれど、早稲田は順当だと思うよ。』

加藤先生の初めての体験授業で息子が聞いた言葉でした。出会いは11月下旬、受験まであと2ヶ月あるかないかという時期でした。9月に念願のNN早稲田に入ることができた息子でしたが、9月、10月の合判模試では理科の点数がいずれも一桁台の点数、他の教科も算数以外はパッとせず、NN内の組も下の方から上がれない状態でした。悩みに悩んだ末、夏頃に見て気になっていた加藤理数学院の門を、真夜中のメールという形で藁にもすがる思いで叩いたのでした。翌朝、先生から連絡があるかと思い待っていたのですが、連絡がこなかったのでこちらから連絡すると、『真夜中のメールの方ですか?』とのお返事で、その後早いうちに体験授業をしましょうと早々と新宿のレンタルルームを手配くださいました。最初の体験授業では先生のご指示の通り、紙と鉛筆だけを持って臨みました。子供は物理が苦手だと話すと、『それは私の専門です』と先生は、早速浮力の単元の授業をしてくださいました。授業内ではアルキメデスの原理を詳しく解説してくださり、子供はその説明内容が目から鱗だったみたいで、その日の学校の宿題に早速その説明をそのまま書き写して学校に提出すると、なんと今まで取ったことのない評価を学校の先生からいただくことができました。その出来事や先生の授業内容に感銘を受けたのか、子供の方から、加藤先生に残りの期間を見てもらいたいとの希望が。私としては、これは賭けだなと思いましたが、何より息子の希望なので個別指導塾のコマ数を減らし、年末年始、お正月特訓は加藤理数学院に通うことにしたのです。

 年末になると色々な模試の結果に打ちのめされ、加藤先生に見せたサピックスオープンの結果も『これじゃ、受からないね』と言われ、途方に暮れる毎日。でも先生より『教えがいがあります』との声。『間に合うかわからないけれどやってみましょう』。

 その言葉を信じて、年末年始、お正月と先生の教室へ半分、塾長のみーちゃん(猫・女の子・インスタフォロワー1072人)に会うのを楽しみに通わせてもらいました。先生の教室の最寄駅の昇降の際の曲が『さくら』だったり、教室での楽しい雰囲気、みーちゃんの加藤先生へのつれない仕草などが楽しかったのか、通ううちに息子が、『僕、合格するような気がしてきた』と言い出しました。

 お正月三ヶ日は、精神的にも体調不良が続き(今年は石川で元日地震がありニュースで悲しい報道が流れていました)。しばらく教室を休みましたが、先生から明日は来てくださいとのご指示が。その日お教室で、先生が明け方バイクで山梨県まで行って準備してくださった、英雄、武田信玄を祀った神社のお守りをいただけたのです。なんでも先生が塾講師として駆け出しの時の教え子のみなさんがそのお守りによって、軒並み御三家に合格されたとう言われのあるお守りでした。

 そして受験当日、不安な中、加藤先生が朝早く合流してくださり、母校早稲田大学の界隈を散歩しながら、試験会場に向かいました。試験開始前には息子の手をしっかり握って、『頑張って』と言ってくださいました。早稲田界隈を散歩する途中も、息子の緊張を解きほぐすため、あまり知られていない道を通って、早稲田大学の施設の説明をしてくださったり、大隈講堂の話など色々してくださいました。

 合格発表の日は、私も子供も意気消沈しており、息子も他校の受験中で気もそぞろ、実力を発揮できず、その学校は残念な結果に終わりましたが、午前10時に私の携帯画面に桜が咲き、見事合格を頂きました。息子を迎えに行った時に、私が胸元で出したのサインをみた時の息子の顔が忘れられません。

 我が家にとっては、加藤先生という受験の神様に出会えた事が、運命の岐路だったのだと思っております。小6の夏以降、色々な重責がのしかかってくる時に、一緒にそれを背負ってくれる人がいる心強さ。何にも変えがたいです。もし今、未来を変えることが、できるならと思っていらっしゃる受験生や親御さんがいらっしゃったら、加藤理数学院を心からおすすめしたいと思います。